🎵 音楽
1813-1883
リヒャルト・ワーグナー
「上演4夜・計15時間の『ニーベルングの指環』——オペラを「総合芸術」に変えた男」
📌 30秒で分かる中身
19世紀ドイツの作曲家。音楽・詩・演劇・美術を一体化した「総合芸術」を掲げ、台本も自分で書き、果ては自作専用劇場(バイロイト祝祭劇場)まで建てさせた規格外の人。代表作『ニーベルングの指環』は4部作・上演計約15時間という超大作で、北欧神話系の指環をめぐる物語は後のファンタジー作品群に通じる世界観。結婚式定番の「婚礼の合唱」(歌劇『ローエングリン』)や、ヘリコプター場面で有名な「ワルキューレの騎行」も彼の曲。特定の人物や事物にテーマ曲を割り当てる「ライトモティーフ」の手法は、映画音楽の常套手段の源流とされる。
✅ 使っていい場面
映画音楽の「キャラごとのテーマ曲」の話で「あれはワーグナーの発明が源流」と言うと強い。ニーチェが熱烈に心酔したのち決裂した話は哲学好きにも刺さる
⚠️ 恥をかく場面
「結婚行進曲の人」とだけ言うと浅い上に危ない。定番の結婚行進曲は2曲あり、入場でよく使われる方がワーグナー、退場の方はメンデルスゾーンとされる。取り違えると音楽好きの前で恥をかく
💣 これだけは言うな地雷
ワーグナーは死後、その音楽と反ユダヤ主義的な言動がナチス・ドイツに政治利用された経緯があり、イスラエルでは演奏をめぐる論争が続いてきた。この文脈を知らずに無邪気に「ヒトラーも愛した名曲」などと言うのは最悪の地雷。本人の思想への批判と音楽の評価は分けて論じられるのが一般的
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