💰 経済
1883-1946
ジョン・メイナード・ケインズ
「不況のときは政府がカネを使え——マクロ経済学を作った20世紀最大の経済学者」
📌 30秒で分かる中身
イギリスの経済学者。世界恐慌の時代に、「市場に任せれば自然に回復する」という当時の常識に対し、需要が足りないときは政府が公共投資などで需要を作り出すべきだと説いた『雇用・利子および貨幣の一般理論』(1936年)で経済学を塗り替えた。国全体の経済を一つのシステムとして扱う「マクロ経済学」の事実上の創始者とされ、不況時の財政出動という現代各国の政策の理論的な元祖。第二次大戦後の国際通貨体制(ブレトン・ウッズ)の設計にも関わった。投資家としても腕利きで、自身とケンブリッジの学寮の資産を大きく増やしたと伝えられる。
✅ 使っていい場面
不況・給付金・公共事業のニュースが出るたびに「ケインズ的な政策だね」と言える万能カード。「長期的には我々はみな死んでいる」という有名な警句(目先の危機対応を軽視する議論への皮肉とされる)も使いどころが多い
⚠️ 恥をかく場面
「政府がお金をばらまけと言った人」と雑に語ると浅い。あくまで需要不足の不況期の処方箋であり、いつでも財政拡大せよという主張ではないとされる
💣 これだけは言うな地雷
「ケインズ vs 市場放任」の単純な社会主義者扱いは誤りで、本人は資本主義を救うための処方箋のつもりだったとされる。また1970年代のスタグフレーションでケインズ政策への批判(フリードマンら)が強まり、その後も評価が揺れてきた経緯を知らずに「経済学の最終結論」のように語ると刺される
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